不動産なぜなに解決

駐車場経営における委託管理方式の違いとは

gf1120283616x土地さえあれば始められる駐車場経営は、これから土地活用を始めたい方におすすめの方法です。駐車場経営には月極駐車場とコインパーキングの2つがありますが、安定した収入を得たいのであれば1ヶ月単位で契約を取り決める月極駐車場を選ぶといいでしょう。

ただ、駐車場の規模が大きくなってくると、個人で管理することは難しくなってきます。そうなったら業者に委託して管理してもらうことになる訳ですが、委託管理方式には「管理業務委託方式」と「一括借り上げ方式」があります。どちらの方法をとるのか決めなくてはいけません。

管理業務委託方式は、駐車場の賃料の集金代行や保守管理など、駐車場経営に関するさまざまなことを管理してくれる業者を利用する方法です。面倒な管理業務全般を任せられるため、自分で煩雑な手続きをせずに済むのがメリット。委託業者に対しては、賃料収入の5~10%ほどを管理費という形で支払うのが一般的です。

対する一括借り上げ方式は、委託業者がオーナーの所有している駐車場を一括で借り上げた上で契約者と直接契約を結ぶ方法です。もちろん、駐車場の管理業務に関しても委託業者が行ってくれます。毎月一定の賃料を払ってもらえるため、稼働率によって借り上げの賃料が上下することがありませんし、入居率が悪くても委託業者の損失になります。その分、管理費は賃料収入に対して約15~20%と管理業務委託方式より高くなるのが一般的です。管理費だけ見ると一括借り上げ方式の方が損するように思うかもしれません。ただ、管理業務委託方式は稼働率によって毎月の収入に波があるため、一概にそうとは言えないのです。敷地面積が広く駐車区画も多い場合、一括借り上げ方式にした方がリスクを抑えられるでしょう。

NTTル・パルクが行っている月極駐車場経営サポートでは、管理業務委託方式と一括借り上げ方式、どちらか好きな方を選ぶことができます。どちらを選んだとしても常に使いやすい駐車場環境を保ってくれるので、頼れる業者といえるでしょう。もちろん、面倒な手続きやトラブルに関しても一任できます。初期費用を抑えられる駐車場経営で、土地活用にチャレンジしてみませんか。